CJKI和独大辞典
プレスリリース(印刷用PDFファイル)をダウンロード
「CJKI和独大辞典 (WaDoku)」アプリケーションは、見出し語数11万を超える最新かつ最も包括的な和独辞典であり、類似の紙媒体辞書の2倍近い収録項目を誇る。
史上初、学習者の実用ニーズをしっかり受け止め、言語学的に正確で使い易い情報を満載したアプリケーション。ローマ字入力、独和それぞれに付与された詳細な文法情報、多様な検索モード等、学習者の使い勝手を最大限に考慮した機能を備え、分かり易い例文も多数収録している。
特長
- 収録項目11万、訳語数は50万以上。
- 学習者の理解を助ける7万以上の例文・語句を収録。
- 例文内の語句が検索可能な為、基本形の見出し語から導きにくい活用形や用例を見つけることが出来、文脈による単語や熟語の使われ方が学習出来る。
- 検索語句を日本語、ローマ字のどちらでも入力可能で、iOSのキーボード設定を変える手間が省ける。
- 検索語句を仮名や漢字で入力した場合、その文字で終わる語句を検索結果から抽出する逆引き設定が可能。(例: 「人」と入力すると「人」、「二人」、「スロバキア人」が表示される)
- 読みを仮名表示又はローマ字表示出来る切替ボタン機能。
- 品詞コード、日本語の活用のヒントやドイツ語の文法的性をはじめとする豊富な文法情報を収録。
- 日本語のアクセントは自然な発音を表示している。
- 分野、機能別等の分類システムで語源やスタイル、機能、フォーマル度といった情報を表示。語義毎の実際的なスタイル・用法ガイドとなり使い易い。
- 日本語見出しの異表記データにより、どの異表記体を入力しても検索が可能。
- 上級者も理解がより深まる、同義語と対義語の相互参照機能付き。
- 逆引き索引機能でドイツ語の語句から対応する日本語の見出しを参照可能。
- インターネット接続不要。
- 検索履歴とブックマーク機能付き。
- ドイツ語、日本語、英語にローカライズした見易く使い易いユーザーインターフェース。
謝辞
本辞典はWaDokuJTプロジェクトを基にしており、そこに定める使用規約条件の下で配布されるものである。WaDokuJTプロジェクトは1998年に大阪大学のウルリヒ・アーペルが着手し、1999年からデータがオンライン公開されると共に同年の学会で初めて発表された。2007年以降、非営利団体「WaDoku e.V」がWaDokuJTやその他のプロジェクトの進行維持に助力すると共に和独辞典の品質を監視している。近年はテュービンゲン大学との緊密な連携の下でプロジェクトが進行中。辞書データは学術界のものが主だが、翻訳者、研究者及び日本語学習者も寄稿している。